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外壁調査レポート|候補と判定を分ける
異常候補を並べるだけでは、依頼者は動けん。位置、証拠、確かめ方、残る不明点までそろえるんじゃ。
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01
一つの所見をどう持つか
| 項目 | 内容例 |
|---|---|
| 対象 | 建物・外壁面・区画・画像上の位置 |
| 観測 | 写っている現象の記述 |
| 候補分類 | ひび、欠損、熱画像の異常等の候補 |
| 証拠 | 原本、切り出し、撮影条件 |
| 確認 | 確認者、確認日、照合手法、結果 |
| 残る課題 | 判読不能、追加調査、用途の限界 |
観測と推定を分けるんよ。「温度差がある」と「浮きがある」は同じ文ではない。定期報告等で使う場合の判断と報告は、適用される手法・担当者・基準を確認しよう。
出典:国土交通省|定期報告制度と外壁調査02
AIの候補を確認可能にする
AIを使うならモデルの版、対象データ、候補の位置、確認結果を保存する。信頼度という数字を見せるだけでは不十分じゃ。その値が何を意味し、どんな条件で評価したものか分からんと、利用者は確率と誤解してしまうけぇ。
| 状態 | 次の扱い |
|---|---|
| 未確認の候補 | レビュー担当へ送る |
| 追加確認が必要 | 調査方法と担当を指定 |
| 確認済み | 確認者と証拠を固定 |
| 候補を棄却 | 棄却理由を残す |
| 判読不能 | 不足条件と対象範囲を報告 |
03
依頼者が使える報告の順番
- 1. 調査の目的、対象、方法と実施条件。
- 2. 結論と、その結論を使える範囲。
- 3. 所見の位置図と根拠画像。
- 4. 確認していない箇所・不明な箇所。
- 5. 追加調査や補修検討へ渡す事項。
優先度を付ける場合は、評価の基準と誰が付けたかも示す。「赤いから危険」と色だけで断言せんこと。依頼者が行動を決める資料じゃけぇ、分からん部分も見つけやすくしよう。
04
修正履歴を残す
報告書を修正したら、新しい版を作り、変更理由と承認者を持たせる。納品後に裏側の所見が変わっても、納品した版の内容が変わらん構造にするんじゃ。
Finding v2 → Review record → Report v1.1
report_version: 1.1
supersedes: 1.0
change_reason: "区画の対応を修正"
approved_by: reviewer_id
published_at: timestamp
evidence_snapshot: immutable_referenceDEFINITION OF DONE
つくる時は、ここを確かめよう。
- AI候補と確認済み所見が一目で区別できる。
- 報告の各所見から根拠と確認履歴に戻れる。
- 過去に納品した報告版を同じ内容で再現できる。
仕様レビューと動作確認に使う、設計上のチェック項目じゃ。
根拠を確かめる
制度・定義の説明は下の資料を参照しとる。画面・データ・完成基準は独自の設計提案じゃ。
- 国土交通省|定期報告制度と外壁調査赤外線調査の位置づけとガイドライン
参照確認日:2026年9月30日。個別の適用は、公式の最新情報で確認してつかぁさい。