AIRSPACE / KNOWLEDGE & DESIGN

監視と障害対応|分からなくなった時に備える

通信断、古い位置、計画逸脱。正常な画面だけでなく、情報が欠けた場面まで運航支援を設計するんよ。

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01

時刻を二つ、状態を三つ持つ

観測された時刻と、サーバーが受け取った時刻を分ける。「正常」「異常」に加えて「不明」を持つ。機体が最後に見えた位置で止まっとるのか、表示だけ止まっとるのかは、同じではないんよ。これは一般的な運航支援システムの設計案じゃ。

状態扱い
新しい情報あり適用条件の範囲で監視を続ける
異常を検出内容、対象、検出時刻、担当を明示
情報が古い・不明現在位置のように描かず、最終観測を示す
02

通知は、誰の行動を変えるかで設計する

警告を増やせば安全になるとは限らん。対応できる人へ、対象と理由と次の行動を届ける。受領確認、未対応の引き上げ、解除の根拠まで用意しよう。危険に関わる通知文は方言の勢いで意味をぼかさず、具体的な状態を先に書くんよ。

事象例画面の応答例記録すること
観測更新が途絶最終受信時刻・現在状態不明開始・復旧・担当の確認
計画範囲の逸脱候補対象機体と差分を表示判定条件・計画版・観測値
外部サービス障害影響範囲と代替確認先失敗した接続・再試行
担当者が応答しない決めた連絡順へ引き上げ通知先・受領・処理結果
03

実機の緊急操作は機種と運用に従う

通信断の時に何をするかは、機体の仕様、現場、飛行条件、運用マニュアル等に依存する。汎用サイトから一律に「上昇」「帰還」「着陸」を指示する設計にはせん。アプリは確認済みの計画と担当への連絡を示し、実機の安全機能との責任分界を定めるんじゃ。

04

机上で確かめるシナリオ

  • 時刻が逆行した観測が来た時、最新データを上書きせんか。
  • 一つの通知が何度も届いて、別の異常に見えんか。
  • 権限のない人が通知を解除できんか。
  • 通信復旧で大量の過去データが来た時、今の位置と混ざらんか。
  • 担当が交代した時、未解決の異常と根拠が引き継がれるか。

検証は記録の再生やシミュレーションから始めよう。実機運航の試験には別途の安全計画と適切な体制がいるけぇ、段階を踏むんよ。

DEFINITION OF DONE

つくる時は、ここを確かめよう。

  • 不明状態を正常の色で表示せん。
  • 通知の受領と問題の解消を別々に記録する。
  • 古い観測を新しい観測として再生せん。

仕様レビューと動作確認に使う、設計上のチェック項目じゃ。

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ここは独自の設計提案じゃ。実装例や数値例は、実運用の成果や認証の証明ではないんよ。適用する業務の条件に合わせて検証しよう。

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